NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2020.8.19プレーオフ1回戦#1)
さて、まずは
再開後のシーズンも終えいよいよプレーオフに臨むマイアミ・ヒート。
最終順位は5位だったため、4位のインディアナ・ペイサーズと対戦です。
ペイサーズとはシーズン最終戦で対戦して敗れていますが、お互いにベンチメンバーが中心だったのであまり参考になりません。
それを含めても直接対決はヒートの方が勝っているのでこの1回戦はヒートがスムーズに勝ち上がるでしょう。
ジミー・バトラーとTJ・ウォーレンの因縁もバトラーの圧勝という形で結論が出てますし。
ペイサーズはノーチャンスですね。
強いてヒートの問題点をあげるとすれば若手が多いという点。
プレーオフに対する経験というところで、バム・アデバヨ、ダンカン・ロビンソン、ケンドリック・ナン、タイラー・ヒロ、デリック・ジョーンズJr.といった若手はプレッシャーを感じるはず。
そんなとき、頼りになるのがバトラーやゴラン・ドラギッチといったベテラン。
アンドレ・イグダラもいますし、若手を導いてくれることでしょう。
最悪初戦を落としたところで若手が慣れるだけで十分に価値のある試合になります。
それでは振り返っていきましょう。
対 インディアナ・ペイサーズ戦
MIA 113-101 IND
Q1 27-33
Q2 29-19
Q3 25-28
Q4 32-21
FG% 49.4%
3P% 37.1%
FT% 80.0%
アシスト 22
リバウンド 35
ターンオーバー 9
余裕の勝利!
プレーオフ初戦を見事に滑り出しました。
第1クォーターこそ硬さも目立ちリードを許します。
しかし第2クォーターで相手を19得点に抑え逆転。
第3クォーターで若干詰められつつも第4クォーターでしっかり突き放して勝ち星を手中に。
やはり強いですね。
3Pこそいつもに比べると入らないな、という感じでしたがターンオーバーは一桁のわずか9個。
レビュラーシーズン中は結構多かったイメージだったのでプレーオフに入りひとつギアを入れ替えたようです。
ペイサーズは所々良い時間帯を作りつつも決め手に欠けていた印象。
頼みのTJ・ウォーレンも結局22得点とバブルに入ってから続いていた大爆発に比べると大人しめ。
忖度かどうかは分かりませんがビクター・オラディポも目を突かれてわずか8分だけの出場。
ただ目がどうこう以前に膝の調子がかなり悪そうだったので来季(ヒートに加入)のことも考えて無理はしない方がいいかなと。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
ジミー・バトラー(36分)
28得点、FG8/15(53.3%)、3リバウンド、4アシスト、4スティール、2ブロック、4ターンオーバー
ゴラン・ドラギッチ(34分)
24得点、FG9/19(47.4%)、6リバウンド、5アシスト、3ポイント4/9(44.4%)、1ターンオーバー
バム・アデバヨ(34分)
17得点、FG7/14(50.0%)、10リバウンド、6アシスト、3ブロック、0ターンオーバー
普通
タイラー・ヒロ(33分)
15得点、FG5/9(55.6%)、3リバウンド、4アシスト、3ポイント1/5(20.0%)、2ターンオーバー
ジェイ・クラウダー(25分)
8得点、FG3/6(50.0%)、5リバウンド、0アシスト、0スティール、0ブロック、1ターンオーバー
デリック・ジョーンズJr.(13分)
6得点、FG2/3(66.7%)、2リバウンド、0アシスト、1スティール、0ブロック、0ターンオーバー
イマイチ
ダンカン・ロビンソン(23分)
6得点、FG2/8(25.0%)、3リバウンド、1アシスト、3ポイント2/8(25.0%)、1ターンオーバー
アンドレ・イグダラ(24分)
4得点、FG2/3(66.7%)、1リバウンド、0アシスト、0スティール、2ブロック、0ターンオーバー
ケリー・オリニク(13分)
5得点、FG2/4(50.0%)、2リバウンド、2アシスト、0ブロック、0ターンオーバー
バトラーがさすがの活躍。
得点もしっかり重ねつつやはり4スティール、2ブロックとディフェンスでの貢献が特筆すべきかと。
アでバヨもダブルダブルと上手くプレーオフの初戦をこなすことができたのではないでしょうか。
個人的にはここからもっと上がってくると思います。
この試合ではナンが出場しませんでした。
最近のコンディションを見ているとしょうがありません。
その代わりに躍動したのがヒロ。
ルーキーながら堂々としたプレーを見せてくれました。
よくよく周りを見るとプレーオフでしっかりプレーできるチャンスを得たルーキーはかなり少ないのでは?
貴重な経験を重ねています。
少し気になるのはダンカン・ロビンソン。
前の試合で中途半端な出場で3Pの連続記録が途絶えてしまい、何となくこの試合もリズムが悪かった気がします。
ヒロも含め、外の確率がシーズンと同じくらいまで高められるとヒートはかなり強い。
プレーオフに入って強度が上がっているところでどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです。
順調
まずはプレーオフ初戦をものにしたヒート。
順調です。
カンファレンス・セミファイナルのことを考えるとできるだけコンディションの良い状態で勝ち抜けたい。
スイープがいいのか、ある程度長引いてCSFとの日付が開かない方がいいのか。
難しいですね。
次の試合は日本時間で8/21(金)の午前2時から。
ちょっとライブで見るのはキツイですねー。
朝起きたら良い知らせが届いているはず。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!