NBA_マイアミ・ヒート観戦記(2020.8.11#71)
因縁
前の試合はジミー・バトラーとゴラン・ドラギッチが不在で連敗を喫してしまったマイアミ・ヒート。
フェニックス・サンズも勢いがありました。
切り替えての試合はインディアナ・ペイサーズと。
TJ・ウォーレンが再開後はリーグトップの平均得点を叩き出す大爆発。
何やっても入るんじゃないかという当たりっぷりです。
対するヒートはバトラーとドラギッチが復帰。
特にバトラーは前の試合でウォーレンとバチバチにやりあって退場に追い込むという因縁があります。
プレーオフの前哨戦ということも相まってお互いかなり気合が入っているはず。
マッチアップは見逃せません。
それでは振り返っていきましょう。
対 インディアナ・ペイサーズ戦
MIA 114-92 IND
Q1 23-19
Q2 25-29
Q3 37-23
Q4 29-21
FG% 44.9%
3P% 32.5%
FT% 68.4%
アシスト 29
リバウンド 59
ターンオーバー 13
ペイサーズのオフェンスを完全に封じ込めて圧勝。
メンバーが揃ったヒートはこんなに強いのか!
3Pの確率こそいつもの高確率ではありませんでしたが、アシストは9、リバウンドは14も相手を上回りました。
二桁得点もペイサーズの3人に対してヒートはスタメン全員を含む7人。
全員バスケの真骨頂を見せつけました。
注目のマッチアップだったバトラーとウォーレンの対決もバトラーの圧勝かと。
ウォーレンは再開後のアベレージが30得点を超えていましたがこの試合ではわずか12得点。
バトラーにこてんぱんに、というよりかはスイッチをした後にもバム・アデバヨやジェイ・クラウダーといった守備の名手が揃っているのがキツそうでしたが。
ヒート移籍間近(と信じている)のビクター・オラディポも14得点と大人しめ。
試合を通してあまり脅威は感じませんでした。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
ジミー・バトラー(28分)
19得点、11リバウンド、5アシスト、4スティール、1ブロック、2ターンオーバー
タイラー・ヒロ(25分)
17得点、5リバウンド、2アシスト、3ポイント3/6(50.0%)、1ターンオーバー
デリック・ジョーンズJr.(21分)
18得点、5リバウンド、0アシスト、1スティール、1ブロック、0ターンオーバー
ジェイ・クラウダー(28分)
14得点、8リバウンド、4アシスト、2スティール、1ブロック、3ターンオーバー
普通
バム・アデバヨ(22分)
10得点、9リバウンド、4アシスト、3ブロック、2ターンオーバー
ゴラン・ドラギッチ(30分)
11得点、6リバウンド、9アシスト、3ポイント1/6(16.7%)、2ターンオーバー
ダンカン・ロビンソン(31分)
14得点、5リバウンド、0アシスト、3ポイント4/10(40.0%)、1ターンオーバー
ケリー・オリニク(29分)
8得点、7リバウンド、3アシスト、1スティール、0ブロック、0ターンオーバー
イマイチ
アンドレ・イグダラ(19分)
0得点、2リバウンド、2アシスト、1スティール、2ブロック、2ターンオーバー
ゲーブ・ビンセント(3分)
3得点、1リバウンド、0アシスト、0ターンオーバー
バトラーがさすがの活躍。
ホントに怪我をしていたのでしょうか。笑
ヒロはスタメンの座こそドラギッチに譲りました・
しかしこの試合でも高い確率でシュートをメイク。
プレーオフ前に頼もしい限りです。
アデバヨは大量点差があったこともあってプレータイムは控えめの22分。
それでもダブルダブルに迫るパフォーマンス。
守備での存在感も際立っていました。
アデバヨの得点が少なかった代わりではないですがこの試合はDJJが20分以上のプレータイムを獲得して18得点と躍動。
誰かが取らなくても他の選手が点を取れる良い展開でした。
残念だったのはオリニクの魔法が完全に解けてしまったことでしょうか。笑
やはり強い
プレーオフの1回戦で当たる確率の高いペイサーズをしっかりと叩いたヒート。
やはりメンバーが揃うと強いですね。
個人的にはナンが不在でも問題ない、むしろリズムは良いんじゃないかと感じています。
一応戻ってくる準備をしているようですがプレーオフはどうなるでしょうか。
そのプレーオフまではあと2試合を残すのみ。
次の試合は日本時間8/13(木)の朝9時からオクラホマシティ・サンダーと。
CP3中心にまさかの大躍進をしてきたチーム。
前の試合ではサンズに大敗をしていますが侮ることはできません。
良いゲームをしてシーディングゲーム最終戦のペイサーズ先に備えたいところです。
それでは、一緒にヒートを応援しましょう!