ついに中断
これまでに様々なコロナウイルスへの対策をNBAは行ってきました。
そんななか12日に突然ユタ・ジャズ対オクラホマシティ・サンダーの試合が延期に。
観客も入った状態でまさにティップオフ直前の発表で嫌な予感はありました。
その後入った情報ではジャズの選手で体調不良の選手がいたための対応だったと。
検査の結果まずはルディ・ゴベアのコロナ感染が発表されました。
それと同時に彼の軽率な行動をしていた動画などが拡散。
一斉に批判を集めることに。
個人的には自業自得だったと思います。
自分だけでなく周りの人もリスクにさらす可能性がある話なのでもっと慎重に行動してほしかった。
今のところ選手で感染が分かっているのは同じくジャズのドノバン・ミッチェル。
ゴベアとどっちが先かは分かりません。
その後行われる予定だったその日の試合は延期に。
そして翌日にはリーグから最低30日の中断が発表されました。
この決断はそのスピードと徹底している面から素晴らしかったと思います。
事前にチームへのヒアリングなどを行っていたようですし、準備をしていたのかと。
これだけ多くの人やお金が動くリーグでこういった決定を即座にできる。
さすがです。
ジャズだけでなく選手たちは自宅待機。
練習は火曜日から再開するところが多いようです。
優しさ
シーズンの中断について、選手は様々な反応をしています。
良いリーグだなと思うのはスタジアムで働いている人々への気遣いがされている点。
多くの選手がこの中断期間で収入を失う恐れがあるスタッフへの援助を申し出ています。
そういった人たちの支えで自分たちがいつもプレーできているのだ、と。
オーナーの中でもダラス・マーベリックスのマーク・キューバンはいち早く収入を保障するプロセスを開始したと発表していました。
マブスが好き過ぎて感情的になり怒られることもよくあるオーナーですが、こういう発想にすぐなれるのは凄いと思います。
リーグ一丸となってコロナの感染を防ぐためにあらゆる対策を始めています。
リーグ、選手ともに成熟されたリーグなんだなと実感します。
NBAが素晴らしいリーグであるひとつの理由を垣間見た気がしているのは自分だけじゃないはず。
再開に向けて
中断期間は今後の状況で30日より長くなる可能性もあります。
試合を観られなくなるのはもちろん残念ですが、健康が最優先です。
しっかりと対策をして早く終息できるよう、個々人ができることをやるしかありません。
八村と渡邉と馬場がインスタライブをしたり何とか元気づけようとコンテンツを提供しようとする動きも沢山あります。
自分たちも不安な中でカッコいいですよね。
今後も何か情報があれば更新していこうと思います。
いつになるかは分かりませんが、再開を楽しみに待ちましょう!