マイアミ・ヒート観戦記(2020.2.25#57)
ここから一気に
前の試合ではホームでの強さを見せつけてクリーブランド・キャバリアーズに圧勝したマイアミ・ヒート。
オールスター明け初勝利を上げ、ドウェイン・ウェイドの永久欠番セレモニーに花を添えました。
勢いそのままに敵地でキャブスと再戦。
しっかり勝って一気に勢いに乗りたいところです。
ヒートはこの試合もジミー・バトラーが欠場。
相手が相手とはいえ苦手なアウェーで若手だけでは不安です…。
キャブスは前の試合欠場していたケビン・ラブもこの試合はプレーするようですし。
うまくトレード組がベテランの勝負強さを見せてくれたらいいのですが。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 クリーブランド・キャバリアーズ戦
MIA 119-125 CLE
Q1 29-21
Q2 39-35
Q3 31-24
Q4 12-31
OT 8-14
第4クォーターで試合をぶっ壊してまさかの敗戦…。
最終スコア見て目を疑いました。
オーバータイムの連勝記録もストップ…。
スタッツを見ても負けてるのはリバウンドくらい。
負けちゃだめでしょ…という試合です。
若者が多く勝ちかたを知らないと言いたいところですが…。
ゴラン・ドラギッチやアンドレ・イグダラなどそういうシーンで存在感見せてほしい選手がむしろ足を引っ張ってるくらいに見えてしまい。。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
バム・アデバヨ(40分)
22得点、13リバウンド、9アシスト、3スティール、4ブロック、6ターンオーバー
ゴラン・ドラギッチ(34分)
22得点、4リバウンド、6アシスト、3ポイント2/7(28.6%)、1ターンオーバー
ケンドリック・ナン(34分)
21得点、3リバウンド、4アシスト 、1スティール、0ターンオーバー
普通
ジェイ・クラウダー(38分)
16得点、9リバウンド、3アシスト
デリック・ジョーンズJr.(36分)
10得点、7リバウンド、0アシスト、1スティール、2ブロック
ダンカン・ロビンソン(37分)
15得点、1リバウンド、1アシスト、3ポイント5/11(45.5%)
イマイチ
クリス・シルヴァ(11分)
4得点、4リバウンド、2アシスト
ケリー・オリニク(14分)
6得点、5リバウンド、4アシスト、2ターンオーバー
アンドレ・イグダラ(16分)
3得点、3リバウンド、4アシスト、4ブロック、2ターンオーバー
アデバヨ素晴らしいんですが負けるとターンオーバーが気になりますよね。
全体的にそこそこのパフォーマンスなのでどうしたものかと。
イグダラの物足りなさが若干気になりますがこれはプレーオフまでに上がってくるでしょう。
というかこのままでは困ります。
その辺りは本人も自覚があるはず。
キャブスはケビン・ポーターJr.が30得点の活躍。
ただそれ以上にケビン・ラブの17得点、14リバウンドの方に存在感を感じました。
上手くハマれば強くなりそうなのですが。
なぜそうなる
というわけで酷い展開でヒートは敗れてしまいました。
悲しいですね。
まだ時間はあるとはいえプレーオフまでにどう仕上げていくのか。
もちろんバトラーはじめ欠場中の選手が戻ってくると状況は変わると思いますが。
逆にいうとバトラーがいないときに誰がゲームをコントロールするのか。
何度か言っていますが、個人的にドラギッチは正直そういう場面でちょっと頼りないです。
シュートセレクトが微妙だし、大事なところでターンオーバーしてしまっている印象もあります。
感情的になってしまっているところもありますし。
年齢も考えるとそれらが改善されるかも微妙です。
だったらまだナンの方がいいかと。
伸びしろがあるし、ターンオーバーも減ってきました。
タフさもあります。
若い選手が多いのでひとつずつ学んでいってほしいという気持ちと、目の前の勝利がほしいという気持ちの葛藤が凄いですね。
今はスタメンの選手で前シーズン以前で1年間スタメンを守ってきた選手もいないですし、成長を待つ我慢の時期なのかもしれません。
そのような状況で次の試合は27日。
ホームにミネソタ・ティンバーウルブズを迎えます。
残念ながらウルブズはカール・アンソニー・タウンズが欠場。
チームとしても5連敗しているところです。
絶対勝ちたいですね。
楽しみに待ちましょう!