マイアミ・ヒート観戦記(2020.2.10#52)
プレーオフに向けて
前の試合はウェスタン・カンファレンス下位のサクラメント・キングスに破れたマイアミ・ヒート。
トレード直後で選手が揃わず、ジミー・バトラーも怪我という状態で致し方ない部分もありました。
心機一転を目指す一戦は敵地でポートランド・トレイルブレイザーズと戦います。
ブレイザーズは前の試合終了間際、同点シュートに誤審があって物議をかもしました。
気合いを入れてくるでしょう。
ヒートは前回対戦と同様に勝ちたいところですが、今回の試合は前と違いブレイザーズにCJ・マッカラムがいます。
厳しい戦いになりそうです。
ヒートはジミー・バトラー、タイラー・ヒロ、マイヤーズ・レナードが引き続き欠場。
オールスター前の復帰はないかもですね。
そうなってくると期待が集まるのはトレードで加入した選手たち。
チームにどう影響してくるとか。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 ポートランド・トレイルブレイザーズ戦
MIA 109-115 POR
Q1 36-38
Q2 24-25
Q3 23-30
Q4 26-22
ブレイザーズに負けてしまい三連敗。
もう一歩のところで1本が出ませんでした。
何度も同点、逆転のチャンスがあったのですが。
フィールドゴールの確率が39.8%と低くなってしまったのが良くなかったです。
相手のデイフェンスがそれほど良かった訳でもないですし。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
ゴラン・ドラギッチ(30分)
27得点、4リバウンド、7アシスト、1スティール、2ターンオーバー
ジェイ・クラウダー(34分)
18得点、11リバウンド、3アシスト、2スティール、1ブロック、1ターンオーバー
ダンカン・ロビンソン(38分)
19得点、6リバウンド、3アシスト、3ポイント6/15(40.0%)、1ターンオーバー
普通
バム・アデバヨ(35分)
13得点、12リバウンド、7アシスト、0スティール、3ブロック、3ターンオーバー
デリック・ジョーンズJr.(25分)
11得点、3リバウンド、0アシスト
アンドレ・イグダラ(22分)
2得点、6リバウンド、3アシスト、1スティール、1ブロック、2ターンオーバー
クリス・シルヴァ(12分)
4得点、4リバウンド、2アシスト、1ターンオーバー
イマイチ
ケンドリック・ナン(27分)
9得点、0リバウンド、4アシスト 、1ターンオーバー
ケリー・オリニク(13分)
6得点、3リバウンド、2アシスト、2ターンオーバー
フィールドゴールの確率が上がってこない中、ドラギッチ、ロビンソン、クラウダーの3ポイントで何とかつなぎました。
クラウダーは移籍早々34分の出場でダブルダブル。
守備も良くてヒートにマッチしていました。
これから楽しみです。
アデバヨもダブルダブルではあるんですが、ハッサン・ホワイトサイドに存在感で負けてた感は否めません。
リムプロテクターをどう倒すかは課題です。
イグダラも今シーズンまだプレーしてなかったとは思えない動きでした。
体脂肪率は6%らしいです。笑
シュートタッチはさすがに微妙でした。
とはいえ、それはここから。
プレーオフに向けて確実に戦力になるでしょえ。
ナンのシュートがもう少し入れば勝ててたと思います。
タッチの悪いときにアシストなりチームに貢献する方法を学べばまた幅が広がりそうです。
ブレイザーズはデイミアン・リラードが33得点。
ディープ3をバシバシ決めてましたね。
そして昨季までヒートにいたホワイトサイドが17リバウンド、4ブロックとリム回りを制圧。
敵に回すと厄介です。
トレード組が良い
残念ながら三連敗となってしまったマイアミ・ヒート。
しかし、決して悲観的な試合ではありませんでした。
新加入の二人がチームにフィットすることを証明してくれましたし、ここから怪我人が復帰すればかなり強くなると思います。
特にディフェンスはリーグ屈指になりそう。
ここからチームケミストリーが構築されていくのが楽しみです。
次の試合はバック・トゥ・バックで11日。
相手はゴールデンステイト・ウォリアーズです。
ここは勝ちたい。
バトラーの復帰も気になります。
楽しみに待ちましょう!