マイアミ・ヒート観戦記(2020.1.16#40)
連敗を止めろ
13日の試合ではニューヨーク・ニックスにまさかの敗戦をしたマイアミ・ヒート。
今季初の連敗中です。
連敗を止めるべく16日はホームにサンアントニオ・スパーズを迎えます。
ホームではまだ1度しか負けていないので連敗が止まること間違いなし。
スパーズは今のところプレーオフ圏内辺りをうろうろしています。
しかし最近ミルウォーキー・バックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、トロント・ラプターズとイースタン・カンファレンスの強豪を立て続けに倒しています。
開幕してしばらくは大きな連敗をしたり、プレーオフも危ういのではと言われていたことも考えると調子は上がりつつあるのでしょう。
油断できないです。
特にエースのデマー・デローザンはここ数試合平均30得点に達する勢いの活躍ぶり。
自分の好きなタイプのプレーヤーなので活躍してほしいのですが、ヒート戦はほどほどでお願いしたいところ。
ヒートはジャスティス・ウィンズロウがこの試合も欠場。
なかなかよくならないですね…。
さらにはタイラー・ヒロが左膝の打撲で欠場。
アクティブロスターには入っていたので大事ではないはず。
代わりに誰がプレータイムを得るのか。
そこも要チェックですね。
それでは振り返っていきたいと思います。
対 サンアントニオ・スパーズ戦
MIA 106-100 SAS
接戦となりましたが勝利。
見事に連敗を止めました!
第1クォーターは相手を17得点に抑えてリードします。
しかし、第2クォーターは倍の34点を取られて同点で前半を折り返し。
後半は接戦を繰り広げますが最後は何とか逃げ切りました。
序盤ターンオーバーが多めだったのですが結局試合全体では9つ。
このくらいだといいですよね。
リバウンドも相手より8つ多い49個。
しっかり取れました。
ちょっと気になるのはフリースローの確率。
53.8%は低すぎです。
特にバトラーは7本中3本しか成功しませんでした。
フィールドゴールも30%台でしたし怪我とかじゃなければいいのですが。
個人のスタッツは以下の通り。
活躍!
ケンドリック・ナン(31分)
33得点、3リバウンド、4アシスト、2スティール
バム・アデバヨ(35分)
14得点、13リバウンド、7アシスト、0ターンオーバー
普通
ゴラン・ドラギッチ(24分)
17得点、1リバウンド、5アシスト、3ターンオーバー
ジミー・バトラー(33分)
12得点、3リバウンド、4アシスト
デリック・ジョーンズJr.(24分)
7得点、12リバウンド、1得点
ダンカン・ロビンソン(39分)
11得点、6リバウンド、0アシスト
マイヤーズ・レナード(27分)
7得点、6リバウンド、2アシスト
ジェームズ・ジョンソン(13分)
5得点、2リバウンド、0アシスト
イマイチ
ケリー・オリニク(8分)
0得点、3リバウンド、3アシスト、1ターンオーバー
ナンが見事でした。
確率も70%超え。
これをキッカケに大爆発してほしいですね。
アデバヨもさすがのダブルダブル。
アシストも多く、稀有なプレースタイルを確立しつつあります。
ドラギッチは得点も多かったのですが、ターンオーバーが多かったので普通にしました。
プレーに意図を感じる場面も多くさすがとは思いましたが。
決して嫌いなわけではないです。
この試合ではオリニクが久しぶりの出場。
限られた時間でしっかりターンオーバーをしたのでイマイチにしました。
3リバウンド、3アシストは評価できますが。
オリニクはちょっとどうかと思ってます。
スパーズはデローザンが30得点、パティ・ミルズが21得点。
しかしラマーカス・オルドリッジは12得点などもう少し活躍してほしかったな、という選手が多かったイメージです。
よかった
しっかり連敗を止めることができました。
よかったです。
このままバタバタと調子を崩すのが一番怖かったので。
むしろここから一気に連勝をしてバックスを追いかけてほしいです。
今日のナンのように若手が爆発すればあるいは…。
若手といえば度々取り上げていたクリス・シルバ遂に本契約を勝ち取りました。
いやーめでたい。
このところ出場機会に恵まれていませんがこれを機にまた成長してほしいです。
守備でポジショニングとかプレッシャーのかけかた間違えてるようなシーンも散見されます。
しっかり学んでチームに貢献してくれるのを期待したいですね!
ヒートの次戦は18日に敵地でオクラホマシティ・サンダーと。
ラッセル・ウェストブルックがいなくなりましたが代わりに入団したクリス・ポールがさすがの存在感でここまでリーグ7位。
想像以上の健闘を見せています。
油断ならない相手ですがヒートは苦手のアウェーで勝ち星を上げたいところ。
きっとやってくれるはず!
楽しみに待ちましょう。