マイアミ・ヒート観戦記(2020.1.6#36)
敗戦を乗り越えて
4日は敵地でオーランド・マジック相手に最悪な第4クォーターの末敗れてしまったマイアミ・ヒート。
6日はホームに戻りポートランドはトレイルブレイザーズと対戦です。
昨季奮闘し、今季も期待されていたブレイザーズ。
しかしここまで15-21と波に乗れず負け越しています。
先月カーメロ・アンソニーを獲得して起死回生を図ったのですが大きな変化は生じず。
この試合ではCJ・マッカラムも欠場とのこと。
どうなることでしょう。
そんななか今季ヒートから移籍したハッサン・ホワイトサイドは相変わらずのリムプロテクターぶりを発揮しています。
移籍しての初の凱旋。
敵ではありますがどんなプレーを見せてくれるか楽しみです。
対するヒートはジミー・バトラーが背中の痛みで欠場。
ここまで大車輪の活躍だったので負荷も大きかったのでしょう。
しっかり休んで長引くことだけはないようにしてほしいです。
ジャスティス・ウィンズロウはクエスチョナブルというレポートもありましたが、結局は欠場。
そうなるとジェームズ・ジョンソンやディオン・ウェイターズにも出番が…?
ある意味見逃せないです。
不安もありますが今季圧倒的に強いホームでの試合。
誰が出ようが前の試合の嫌な流れを断ち切ってくれるでしょう!
それでは振り返っていきたいと思います。
対 ポートランド・トレイルブレイザーズ戦
MIA 122-111 POR
やはりホームで強いヒート、見事勝利を納めました!
後半少し巻き返される展開。
しかし前半のリードをしっかり守りきりました。
前の試合まったく入らなかったのが嘘のようにシュートがよく決まりました。
ダンカン・ロビンソン以外。笑
フィールドゴールは52.2%。
3Pは40.9%。
なぜ前の試合であれだけ外したのか…。笑
リバウンドはホワイトサイドに18個取られ存在感を見せつけられてしまいます。
それに対してヒートは全員でハッスルし総リバウンド数は47でブレイザーズの40を上回ります。
アシストは34、ターンオーバーは10個に抑えて前の試合とはホントに違うチームのようでした。
個人でもゴラン・ドラギッチが29得点、13アシストと大活躍。
さすが、頼りになります。
3Pがめちゃくちゃ決まりました。
バム・アデバヨも20得点、8リバウンド、6アシスト。
安定の活躍です。
特にこのサイズのプレイヤーでこれだけアシストできるのは素晴らしい。
そして今日バトラーに変わってスタメンを務めたデリック・ジョーンズJr.。
チームハイとなる36分のプレーで19得点、6リバウンド、そしてターンオーバーなし。
期待に応えました。
あとは何といってもジェームズ・ジョンソン!
今日は久しぶりにも関わらず21分のプレー。
12得点、6リバウンド、2アシスト、2ブロックと安定のプレーぶり。
ほとんど出番はなかったここ最近。
腐らずしっかり準備していたのでしょう。
漂う兄貴感も含めて最高です。
効いてました。
この試合は二桁得点が7人と満遍なく点が取れました。
最後クリス・シルバもお母さんの前でプレーできて良かったです。
ブレイザーズはデイミアン・リラードが34得点、12アシスト。
ホワイトサイドが21得点、18リバウンドと活躍。
しかし、ヒートを追い込むまでには至りませんでした。
カーメロ・アンソニーがダムダムし過ぎな印象でした。
安定感
前の試合の嫌な流れを見事に断ち切ったヒート。
ぜひアウェーでもこの安定感をもって試合をしてほしいところです。
特にオフェンスは短い時間でフィニッシュまでいけてたのが良いリズムにつながっていました。
いくつかトランジションで良いオフェンスもありましたし。
ブレイザーズ相手というのもありつつ、相手が守備を整える前に攻めきるというのは良いことです。
継続してほしい。
次の試合は9日にインディアナ・ペイサーズと敵地で対戦です。
ロードでグダグダになるパターンが多いので何とか良い試合にしたい。
楽しみに待ちましょう!