八村塁、リベンジならず
前回敗れた西の強豪と
前の試合はイースタン・カンファレンス上位のマイアミ・ヒートと対戦し、惜しくも敗れてしまったワシントン・ウィザーズ。
9日はウェスタン・カンファレンスの強豪、ロサンゼルス・クリッパーズと対戦でした。
クリッパーズには1週間前の対戦で125-150と大敗しています。
ウィザーズは状態も上がってきていますし何とかリベンジをしたいところ。
八村塁自身は前回30得点を記録するなど活躍しました。
今回は同じように活躍し、それを勝利に繋げたいところ。
恐らくクリッパーズの八村に対するディフェンスの強度は上がってくるはず。
ルーキー相手に好き勝手やらせるわけにはいかないでしょうから。
そんな中どれだけ活躍できるか。
トーマス・ブライアントやCJ・マイルズの復帰はまだまだ先になりそうで、プレータイムはこの試合でも長くなることが予想されます。
フィラデルフィア・セブンティシクサーズとヒートとのバック・トゥ・バックから1日しか休まずにクリッパーズと。
それだけでも大変なのにプレータイムまで伸びるとなると…
とにかく怪我だけは避けてほしい
心配な部分も多いですが振り返っていきたいと思います。
対 ロサンゼルス・クリッパーズ戦
クリッパーズ相手に135-119で敗戦。
前半は1点差、後半も終盤まで粘りを見せたのですが最後は突き放されてしまいました。
強豪相手に良い試合をしている分もどかしい結果です。
相変わらずダービス・ベルタウンスが絶好調で28分の出場でチームハイの25得点。
3Pは12本中6本決めてちょうど50%。
相手もべったりついてるのにものともしません。
続いたのはなんとトロイ・ブラウンJr.の22得点。
フィールドゴールの確率は驚異の75%。
急にどうしたって感じです。
徹底的にマークされたブラッドリー・ビールは20得点。
確率も30%を割ってしまいました。
八村はというとチーム最長の37分の出場で17得点、7リバウンド、4アシストと前回には及ばないものの十分な活躍だったのではないでしょうか。
特にアシストが増えた点とフリースローを7本獲得して全て決めた点に更なる成長を感じました。
この男、底が知れないです。
+/-はチームで一番悪い-34でしたが、そりゃクリッパーズのレギュラークラスと長い時間対峙してるのでしょうがないでしょう。
ちなみにウィザーズの+/-が1番良かったのはイアン・マヒンミで+18。
トーマス・ブライアントに比べてドシッとしていて安心感があります。
怪我明けでコンディションの心配はありますが、スタメンに値すると思います。
そして2番目に良かったのはクリス・チオーザの+15。
この選手は2Way契約なのですがアイザイア・トーマスの怪我で出番が増えています。
そしてそのチャンスを活かす活躍ぶり。
本契約も近いですね。
と、いろんな選手が活躍をして第4クォーターに4点差まで詰める時間もあったのですがクリッパーズ相手に終盤で違いを出すのは難しく。
カワイ・レナードは34得点、11リバウンド、5アシストとダブルダブルの活躍。
ポール・ジョージも27得点、6リバウンド、6アシスト、4スティールと屈指のデュオがしっかり活躍。
あとはモントレズ・ハレルが凄かった。
あのサイズであの動き、モンスターと言われるだけあります。
クリッパーズが地力の違いを見せつけた結果となりました。
惜しい試合が続く
ウィザーズはこのところ試合の内容が良くなってきています。
シクサーズにも勝ちましたし、ヒートとも良い試合をし、クリッパーズとも点差こそ最終的に開きましたが粘りの試合を見せました。
ここから面白くなるんじゃないかなと期待してます。
上位のチームとの試合が続きましたが、もちろん下位との試合もあるわけで。
今の状況なら下位のチーム相手に後手を取ることはないのかなと思います。
シーズン序盤はビールのワンマンチームでしたが、八村はもちろんベルタウンスだったりがしっかり得点を取ることができているので様子も変わってきました。
そして守備もスイッチがしっかりできるようになっています。
八村の対人の守備も個人的にはかなり良いんじゃないかなと。
これでリバウンドがもっと取れるようになると良いのですが。
それもきっとここから成長してくれるのでしょう。
ウィザーズは今季プレーオフ進出を目指すことになると思っています。
これ以上怪我人が出なければいけるはず。
これで来季ジョン・ウォールが帰ってきたら一気にイースタン・カンファレンス上位を狙えるチームになりそうです。
ちょっと気が早いですが。笑
もしそうなったときに今季から見ていると面白さが増すんですよね。
そういうところもNBAは面白い。
まずは11日のシャーロット・ホーネッツ戦。
ここは勝ちたい。
多分勝つでしょう。
八村の活躍も期待されます。
楽しみに待ちましょう!