八村塁、連戦を戦う

ロードでの連戦

前試合を落としてしまったワシントン・ウィザーズと八村塁。

ここからロードで4連戦です。

26日、27日は早速のバック・トゥ・バック。

2日続けての試合、しかも初戦は高地で強豪デンバー・ナゲッツと。

厳しいですねー。

八村塁はこのところプレータイムが落ち着いてきています。

大体1試合25分程度。

ルーキーとしてはちょうどいいくらいでは。

試合に慣れるのも大変ですし、ルーキーとしての雑務もあるし、何より注目度の高さも負担になっていることでしょう。

そのくらいの出場時間でも二桁得点、5リバウンドくらいは平均してあげていきたい。

あと、ディフェンスですね。

まだNBAのスピードだったりに対して後手になっている印象があります。

ひとつひとつのプレーを頭に焼きつけて、カンを養ってるところでしょうか。

他に少し思ってるのは、もっとアシスト伸びるんじゃないかなーという点。

視野も広いし落ち着いてるので、ボールを持ってからの引き出しを増やすと、1試合平均で5個くらい取れそうな予感がしてます。

伸び代多く、見所満載ですね。

では試合を振り返りたいと思います。

対　デンバー・ナゲッツ戦

ウィザーズはナゲッツ相手に104-117で敗戦。

軽く捻られたというイメージですかね。

序盤こそお互いシュートが入らず、第１クォーターは23-25と互角でした。

しかし、第２クォーターで24-39と差をつけられるとそこからはワンサイド。

ナゲッツの良いディフェンスに対してウィザーズのオフェンスは上回ることはできず。

ブラッドリー・ビールも14得点と全体的にシュートが入らず、エナジーにも欠けていました。

まぁ高地でめちゃくちゃ雪降ってたみたいなんで、ウィザーズの選手としては…キツいですよね…。

それに慣れてるからか分かりませんが、ナゲッツの選手は躍動。

ニコラ・ヨキッチは得点こそわずか8。

しかし、リバウンド20、アシスト5と存在感は抜群でした。

リバウンド取る、タッチダウンパス投げる、点取る。

これが立て続けに決まると相手は戦意喪失ものです。

全体を通して自力の差を見せつけられた試合でした。

八村はというと22分の出場で7得点、4リバウンド、2アシスト、1スティール。

3Pこそ3分の1でしたがフィールドゴール全体では30%。

このところミドルレンジの確率が上がってないようでオープンのシュートも結構外してました。

結果フリーでもパスが回ってこないタイミングも。

ビール先輩さすがに厳しい。

嫌なループに入らないよう強い気持ちでシュートを打ち続けてほしいところです。

この試合はスタッツもイマイチでしたがディフェンスでカモにされていたのがそれ以上に印象的でした。

マッチアップの多かったジェレミー・グラントはゲームハイの得点。

八村だけのせいではないですが、気持ちよくプレーさせてしまいました。

今後NBAの身体能力にどう適応するか。

その過程を楽しみましょう。

対　フェニックス・サンズ戦

ウィザーズはサンズとの激しい打ち合いを140-132で制して連敗を2で止めました。

両チーム点が入る入る。

どちらもフィールドゴールの確率は50%超え。

ウィザーズに至っては3Pが54.3%。驚異的です。

ビールが前の試合が嘘のような活躍で35得点。

3Pはベルタウンスが相変わらず好調で8本中4本成功。

他の選手もよく3Pを決めて、試合に出場して3Pを決められなかったのは八村とアイザック・ボンガだけ。

ボンガは4分しか出ていないことを考えると、実質八村だけ。笑

まーいいんですが。

八村のスタッツは31分の出場で、6得点、6リバウンド、0アシスト、0スティール、2ブロック。

得点こそ二桁には乗りませんでしたが6リバウンドは及第点かと。

そしてブロックが2つ！

ブロック自体が10月26日以来ほぼ1ヶ月ぶり。

複数ブロックはNBAに入って初です。

これは結構大きな進歩なんではないかと。

ファールも2つだけ。

今までならファールをしてしまった場面でもファールをせずにディフェンスしていました。

もしかしたら、何か手応えを掴んでいるかもしれません。

あとは被ブロックを減らしたい。

個人的にはフリースローをもらう回数が少ない印象なので、ファールのもらい方がうまくなるといいのかなと思います。

スタッツ自体には出てないですが確実に成長が見て取れたのではないでしょうか。

経験値は上がる

この2試合スタッツ自体はそんなに伸びませんでしたが、八村の成長は続いています。

ここまでスタメンとして試合に出続けている結果スカウティングもされつつあるはず。

20分台のプレータイムが与えられ、弱点を突かれる場面も増えてきました。

めちゃくちゃ良い経験ですよね。

そもそもプレータイムがあって、相手が注意する価値があると判断されないとそうはならない訳ですから。

その中で課題に対して改善していく。

一筋縄にはいかないですが確実に成長は感じます。

やはりスタメン一人残る時間も明確に与えられているようです。

チームとしての期待の高さを感じます。

八村もそれに応える成長を見せています。

あとはスタッツがついてきたら…。

いやー楽しみです。

次の試合はいよいよ西の首位を独走するロサンゼルス・レイカーズと！

レブロン・ジェームズとのマッチアップもあるかもしれませんよー。

楽しみですね。

試合は土曜日の12時30分から。

夜はHUBで観戦会もあるようです。

ぜひ見てほしい！

張り切って応援しましょう！