nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

マイアミ・ヒート観戦記(2019.11.8#8、2019.11.9#9)

厳しい連戦

ここまで好調のマイアミ・ヒート

一気にイースタン・カンファレンスをリードしていきたいところ。

しかし、ロードでバックトゥバックと日程が厳しい。。

対戦相手は5−2とまさかの健闘を見せるフェニックス・サンズレブロン・ジェームズとアンソニーデイビス中心に圧倒的戦力でウエスタン・カンファレンス首位を走るロサンゼルス・レイカーズ

 

フェニックス・サンズはデビン・ブッカーとW杯MVPのリッキー・ルビオ中心にオフェンスレート、ディフェンスレート共にNBA全体で11位とバランスの良いチームのようです。

ディアンドレ・エイトンは薬物の使用で出場停止くらってますね。

本人は出されたもの飲んでただけみたいですが。

サンズ自体正直そんなに試合見ていないので印象がないというか。

3年連続ウエスタン・カンファレンス最下位だったので今季もそんな感じだと思ってました。

 

レイカーズは言わずとしれた今季の優勝最有力候補。

多分NBAで一番のデュオのド派手な印象が強いですが、実際はディフェンスの良さが際立っています。

始まるまではダニー・グリーンの守備での負担がって話だったんですが、フタを開けてみたらリーグトップのディフェンスレート。

オフェンスはレブロンとADいたらほしいときに取れますし、ここまで底が見えてくる感じもしません。

ホントに勝ちに行ったときどこまで強くなるのか末恐ろしい…。

 

そんなレイカーズとバックトゥバック2戦目では正直きつい…。

しかし、そこは好調なヒート。

良い試合をしてくれるはずと信じていました。

それでは振り返ります。

 

対 フェニックス・サンズ

 

MIA124-108PHX

 

好調な相手に対して安定した試合運びで勝利。

ブッカーには22得点、ルビオには11得点、11アシストのダブルダブルを許しますが、ジミー・バトラーが34得点、ドラギッチが25得点の活躍でサンズを破りました。

 

 やはりディフェンスが良いので試合を観ていて安心感がありますね。

第3クォーターまではそんなに差がついていなかったのですが、そんなに心配はいらないかなと思える内容でした。

数字的にはスティールが9というのはありますがそんなに数字的にサンズを上回っているわけではないかと。

それでも観ていてきっと勝つなと思えるのはチームとしての質の高さがあるからでしょうか。

特にディフェンスのローテーションが見事です。観ていて感銘を受けます。

あとはオフェンスのパンチ力が出てきたらホントに手がつけられなくなるのでは…。

 

新人のケンドリック・ナンはここ数試合伸び悩んでいます。

ようやく2桁に到達するくらいの得点が続いています。

+/-もマイナスが続くようになりました。

ディフェンスも頑張っているのですが如何せん身長がないので…。

ここが頑張りどころでしょう。

負けずに結果を出してほしいです。 

 

対 ロサンゼルス・レイカーズ

 

MIA80-95LAL

 

善戦したのですがレイカーズには敗れてしまいました。

ドウェイン・ウェイドもパット・ライリーも観戦にきたこの試合、ぜひ勝ちたかったのですが、やはりレイカーズ強い。

 

ディフェンスが良いチーム同士の対戦ということで近年まれに見るロースコアなゲームになりました。

そんな試合でもレブロンとADの二人で50点超え。

確率もレブロンが52.6%、ADが64.7%とさすがのパフォーマンス。

マイヤーズ・レナードをドリブルで跳ね飛ばしたレブロンがそれに気づかないという珍しいシーンもありました。

(気づいたあとしっかり破壊力抜群のスラムをいただくことに…)

同じ人類とは思えない。

さらに試合終盤で連続3Pを成功させるという相変わらずのクラッチプレイヤーぶりを発揮。

敵に回すとこれほど恐ろしい男なのかと痛感しました。

 

ヒートも戦力差があるなか固いディフェンスで粘りを見せます。

第4クォーター途中には6点差まで追い上げるシーンも。

しかし終盤で点が取れず結局追いつくには至りませんでした。

 

フィールドゴールは35.0%、3Pは17.1%に抑えられ、守備が良いチーム相手にどう闘うかは今後の課題になり得るかと。

日替わりヒーローが現れるのを期待するだけではプレイオフでは厳しくなることが想定されます。

毎試合バトラーに30点、ドラギッチに20点取ってもらわないと勝てないというチームにするほど潜在能力は低くないはずです。

このところルーキーコンビも確率がだいぶ下がってきていますが一刻も早く成長してほしいところ。

他の若手もそうですが。

質の高いリーグトップクラスの相手になると萎縮する場面もチラホラと出てきています。

アラも目立ちますがそこは自信を持って挑んでほしいです。

 

点を取るのは難しい

好調な相手との連戦を1−1で終えたヒート。

まずまずの試合内容だったのではないのでしょうか。

ただ、点が取れない試合ではチーム全体がオフェンスの打ち手がなくなって機能不全に陥っているように感じます。

改めて点を取るのは難しなと。

 

エース級の選手が試合を取るだけでは試合を制するのは難しいです。

特に開幕直後は日替わりで活躍する選手が現れていてよかったのですが、他チームも対策を進めているのでしょうか、ここ何試合かは爆発する若手が少ない気がします。

そこを乗り越えてスターになるのではないかと思います。

 

才能はあるはず。

あとは磨くだけ。

ヒートではその環境が揃っていると思います。

今シーズンは経験を積んでとか言ってないで、行けるところまで行ってほしいですね。