nakaya.tatsuya’s blog

NBA(マイアミ・ヒート)についてが多いですが、色々なことをつらつらと書いています。

八村塁、ファールトラブルに陥る

前の試合から立ち直れるか

前の試合でエースを欠くミネソタ・ティンバーウルブズに惨敗したワシントン・ウィザーズ

八村塁もわずか4点に抑えられてしまいNBAの洗礼を浴びる形となりました。

 

そんな中迎える4日の試合はホームでデトロイト・ピストンズとの一戦。

ピストンズはエースのブレイク・グリフィンが不在で派手な選手はいませんが、ゴール下にはリバウンドマシーン、アンドレ・ドラモンドが。平均リバウンドは20に迫る勢いです。

そして、みんな大好きデリック・ローズがいます。

大怪我から復帰して今季は大活躍。ここまでの平均は20得点を超えています。

しかしながらハムストリングスの怪我でこの日は欠場。残念です。

 

ゴール下にドラモンドがいる中、八村は前の試合で溜まりに溜まった鬱憤を晴らすことができるのか。

チームとしてもこのところ大量失点が続いているディフェンスを修正できるのか。

オフェンスもブラッドリー・ビールへの依存を減らすことができるのか。

ピストンズは下位でもあるのでここはしっかり勝ち星を増やしたいところです。

 

そのためには八村の活躍は必須!それでは振り返っていきましょう。

 

対 デトロイト・ピストンズ

ウィザーズは115−99で見事勝利!

それほど攻撃力があるチームかというと、グリフィンもローズもいない中微妙なところですが、それでも100点以下に抑えたことは評価していいのではないでしょうか。

 

八村は16分の出場で、12得点、4リバウンド、3アシスト、1スティール。

フィールドゴールは71.4%という高確率で決め、3Pも2本中1本の成功と数字としてはまずまずの活躍でした。

ですが、お気づきの通り出場時間がわずか16分。

逆にいうとわずかな出場時間でこの数字を記録したということはある意味凄く効率的なパフォーマンスをしていたと捉えることもできますが。

実際試合開始10分もしないうちに10得点を上げ、序盤は完全に八村がウィザーズのオフェンスリーダーでした。

シュートタッチがよく、このままのペースだと何点取るんだとワクワクしていたのですが、その得点を上げるペースを上回るペースでファールをしてしまい…。笑

ちょっと厳しい判定かなーとも思ったのですが、かなり早い時間帯で2つ目をもらってしまいました。

それでもしばらくコートに残ったのはコーチの信頼の現れかと。

とはいえ、更に第3クォーター早い時間に4つ目のファールを献上したところでベンチに下がりそのまま出番なし。

 

チームは今季初めてアイザイア・トーマスをスタートで起用。

2018年3月14日以来とのことです。

一度はオールスターまで登りつめたプレイヤーとしては辛かったことでしょう。

特別な数字を残したわけではないですが、今日のスタート起用が復活の狼煙になることを期待します。

 

チーム全体も前の試合に比べオフェンスもディフェンスもコミュニケーションが取れ、スムーズにプレイできていた印象でした。

もちろん八村も今までの試合以上に連携の質が上がりアリウープも決めました。

チームも勝利しこのまま勢いに乗っていけたらと。

 

コンニチハ!!!!アリガト!!!!

八村は前の試合が嘘のように集中し、凄くいい活躍をしていたのですがファールトラブルで残念な結果となってしまいました。

前半終わったタイミングでインタビュー受けていましたし、日本のマーケットの後押しがあるとはいえもはやチームの顔では。

 

連携もどんどん良くなり今日は短い時間で3アシスト。

ビールからいいパスをもらいドラモンドの上からダンク(もどき?)を決めたり、イシュ・スミスのパスからアリウープを決めたりと、パスをもらう側としてもいい動きをし、思わずガッツポーズが出てしまうようなプレーを観ることもできました。

八村がアリウープ決めた時は英語実況の人が

「コンニチハ!!!!」

「アリガト!!!!」

と叫んでましたね。

知ってる単語を言ってみたのでしょうか。笑

 

個人的にちょっと気になっていたのが、これまでの試合でハイタッチ(アメリカではハイファイブ?もっと地味な奴のイメージですが)が少ないように見えたところ。

しかし、この試合では自分が良いプレーをした後も味方が良いプレーをした後もしっかりコミュニケーションが取れていたように思います。

結構大事だと思うんですよね。

 

ディフェンスでも声を出してる回数が多くなっている気がしてどんどん積極的にもなってきているのかなと。

ただ、この試合でのファールトラブルはその積極性が裏目に出たとも考えられます。

その辺りの匙加減はもう実際にプレーして身につけていくしかないかと。

こういった失敗をすることができるのも主力としてプレーする機会を多く与えられているから。

まだNBAで6試合。失敗は早めに沢山してしまえば良いと思います。

 

手にサポーターをしていたこと、今回は試合展開があったとはいえ4ファールで16分の出場に留まった点から、どこか痛いのかなと勘繰ってしまいます。

ホントに怪我だけは避けてもらいたい…。

 

次の試合は7日のペイサーズ戦。

一緒に応援しましょう。